如月五月の「ちょっと気になる話題、情報を斜め視線から」

ちょっと気になる話題、情報を斜め視線で解説

学歴・学校・教育

人気企業ランキング、専門子会社の人気は望ましいこと

就活後半に選んだ「就職人気企業ランキング」(東洋経済オンライン) 宇都宮 徹 : 東洋経済 記者 2020年の大卒、院卒予定者の「就活後半に学生に聞いた人気企業ランキング」が8月9日付けの東洋経済オンラインに掲載された。 ランキングの特徴は2つあって、ひ…

日本人も長期休暇を取得しよう。観光活性化で機会損失は挽回可能

日本人とフランス人「休み方」はこんなにも違う(東洋経済オンライン) 佐々木 くみ : 執筆家、イラストレーター / エマニュエル・アルノー : 小説家 フランス人がバカンスで長期休暇を活用していることは広く知られているが、多くの日本人は「そんなに休んで…

ビジネス誌のランキング、コンマ数%の違いに意味はあるのか

日ごろから仕事の関係もあって、東洋経済、ダイヤモンド、プレジデントなどを出勤途中にタブレットで購読している。 昔は駅の売店で購入していたが、今はdマガジンという月額定額制のアプリを契約してタブレット端末で読んでいる。一部の記事は電子版では提…

「言葉」も「思考」も現実化するらしい

「自分はダメ親」と悩む人を変える"魔法の言葉"(東洋経済オンライン) 7月4日付けの東洋経済オンラインに「『自分はダメ親』と悩む人を変える"魔法の言葉"」という記事が掲載された。子育てに失敗していると認識している3人の子供の母親が、どうしていいかわ…

日本史ではなく日本近現代史である

日本史A 改訂版(山川出版) 老川慶喜、加藤陽子、鈴木淳、高埜利彦、高村直助 結論から言えば、本書のタイトル「日本史」は誤解を招くだろう。正確には「日本近現代史」であり、史実としては明治維新以降の内容しかカバーしていない。 逆の見方をすると、同…

「教養」とは情報を結び付けて生かす「力」

東大教授が考えるあたらしい教養 (幻冬舎新書) 垣裕子, 柳川範之 最近ビジネスマンの間で何かと話題に上ることが多い「教養」について、東京大学の教授2人が解説する本である。 とは言え、「はじめに」で「本書は教養と呼ばれる知識を得るための本ではな…

「弱者」の立場を知る著者が語る「正論」

人生の醍醐味(扶桑社新書) 曽野 綾子 読後の感想を一言で言えば、共感できる内容は多くとても参考になったが、タイトルや本書の帯に書かれた多数のコピーは「著者の伝えたい事とはあまり関係がない」だ。 まず著者の主張について。 本書を通じて著者が伝え…

「情報弱者」の行きつく先にあるのは「死」

情報だけ武器にしろ。: お金や人脈、学歴はいらない 堀江 貴文 2019年3月30日 過激なタイトルで恐縮だが、著者の言いたいことを突き詰めればそういうことだ。 要するに積極的に「情報」を取りに行かないと時代に取り残されて、社会的にも肉体的にも「貧困」…

「大学への進学」よりも「会社への就職」の内容の方が多い

女子高生のための大学進学バイブル2019 2018年11月30日 タイトルは「女子高生のための大学進学バイブル」だが、全96ページ中、大学進学に関する内容は第1特集 の20ページ弱で、残りはOGの就職先の会社とその仕事に関する内容である。 表紙の文字で雑誌のタ…

勉強法というよりはシニア向け生き方の指南本

60歳からの勉強法 定年後を充実させる勉強しない勉強のすすめ 和田 秀樹 2018年11月7日 過去に「勉強法」に関する著書を20年近く出し続けてきた著者が、これまでの資格取得等を目指す「イン プット型」勉強法から、「アウトプット型」へと方針を転換、中高年…

中・高・大トップ校の最新の受験動向に特化、医学部は東欧ハンガリーが狙い目?

受験と進学の新常識 いま変わりつつある12の現実 2018年10月19日 教育ジャーナリストおおたとしまさ氏が、最新の受験動向についてその傾向をまとめた本である。 ただし、対象となるのは中学・高校・大学のいずれも公立私立を問わず、最高レベルのトップ校で…

現代は、いじめが増加した社会ではなく、いじめが問題視される社会である

いじめを生む教室 子どもを守るために知っておきたいデータと知識 2018年9月6日 過去に例のないような「いじめ」が原因で子供が自殺すると、マスコミでは「いじめが激増している、凶悪 化している」といった報道がされるが、実際のところは「いじめの発生件…

フィルターは必要悪だが、乗り越える策はある。「就活の見える化」を提言

学歴フィルター 2018年6月1日 5月末という就活シーズン真っただ中に、「学歴フィルター」とは実にタイミングよく出版された本である。 内容は学歴フィルターの現状について具体例を用いて解説、フィルターに引っ掛かる学生への対応策や、フ ィルターの弊害解…

大卒/非大卒間の衝撃的な断絶の壁、学歴タブーに斬り込む姿勢は潔し

日本の分断 切り離される非大卒若者(レッグス)たち 2018年4月18日 タイトルに惹かれて読み始めたものの、第1章「忍び寄る次の時代」、第2章「現役世代の再発見」は何を 主張したいのかポイントがつかめず退屈だったが、第3章「学歴分断社会」から一気に面白…

「勉強法」というよりは「勉強」と「情報」の持つ意味を理解するための効用が大

勉強法 教養講座「情報分析とは何か」 2018年4月9日 タイトルは「勉強法」だが、多くを「情報」「勉強」「教養」とは何かをテーマにしており、具体的に効果 の大きい勉強のための方法についての記述は少なく、この3つの課題に関して著者の考え方を分かりや…

高学歴モンスターへの対応策、結論は「変えるのは無理」、スルーするのも大事!

高学歴モンスター: 一流大学卒の迷惑な人たち 2018年4月1日 本書は、東大卒の政治家、医師、弁護士などが高学歴を背景に周囲に多大な迷惑をかけるモンスター行為 の現状と原因を分析、その対応策を論じた本である。 まず第一章で、東大法学部を卒業した代議…

「東大女子」の現実、学歴下との格差婚「専業主夫」は問題解消の決め手になるか

ルポ東大女子 2018年3月31日 東京大学に在学及び卒業した女性たちの現実と、それに向き合う彼女たち考え方を取り上げた本である。 東大に占める女性の比率は20%未満で他大学に比べて低いうえ、近年頭打ちの状況が続いている。大学側 も女性比率を上げるべく…

そもそも「奨学金」を使って行く価値のある大学がどれほどあるのか?

今こそ「奨学金」の本当の話をしよう。: 貧困の連鎖を断ち切る「教育とお金」の話 2018年3月29日 奨学金はどこから見ても「借金」であり、借りたものは返すのが当たり前。借りる時点でどのぐらいの金 額を、何年先まで返済するのかを確認したうえで借りるの…