病気・医療
厚労省はパンフで「熱中症を防ぐためにマスクをはずしましょう」 昨日17日、ほぼ1か月ぶりに会社に出社した。コロナ禍による感染症対策とお盆休みが重なったためで、電車に乗ることが久しぶりの経験となった。 私の場合、超時間差通勤で以前から6時頃には出…
窓口では「本人以外には渡せない」、その後「謝罪文」が届く 私の知り合いに精神疾患を患って、障がい者手帳の申請を考えている人が東京都の東久留米市に住んでいるのだが、気力・体力の低下で本人が市役所に行けないため、私が本人に替わり担当窓口に行って…
「節酒」では、まず間違いなく失敗する 昔は「アル中(アルコール中毒)」と呼ばれた大酒飲みは、今は「アルコール依存症」と呼ばれている。要するにギャンブルと同じで「『なし』ではいられない依存体質」だからだろう。 さて、今回のテーマはこの「アルコ…
自分マネジメントの重要性 4月の政府の緊急事態宣言以降、テレワーク、在宅勤務が急速に普及して一カ月弱。 私の勤める会社でも、3月に入って在宅勤務を「希望すれば基本的に承認」されるようにはなっていたが、4月からはこれが「出社する合理的な理由が…
「マスクアレルギー」という症状 日本では現在、外出時にマスクをしていない人はほとんど見かけないと言ってもいいくらいの「必需品」になっている。 家電メーカーのシャープやパナソニックまでマスクの製造を手掛け始めるなど、マスクの絶対的な供給不足は…
ストレス・運動不足の解消にも効果 在宅勤務が急速に普及するようになって一カ月あまり。私の勤める会社でも政府の緊急事態宣言の発令に合わせて、基本的に社員は在宅勤務となった。 という訳で在宅勤務者としてはまだ初心者ではあるのだが、最初の数日でま…
医師会理事の「緊急事態」発言は観測気球の可能性 本日から新年度入りであるが、新型コロナウイルスの影響で入社式などが中止となるなど例年とは様変わりの状況となっている。 感染に対する「治療法」「治療薬」が現時点では見当たらないことから、国民がウ…
社労士に依頼するのもアリだが・・・ 障害年金は、国民年金や厚生年金を支払ってきた勤労者にとっては、病気やケガで仕事ができなくなった際に収入面でとても頼りになる「保険」のようなものである。 年金という名目にはなっているが、実際には障がい者とな…
ギャンブル依存症、パチンコなら実機を購入して自宅で遊ぶ手も 日本には、ギャンブル依存症の疑いがある人は、男女あわせると推計320万人で、成人の3.6%におよぶ。カジノ大国といわれる米国やオランダの1.9%を抜き、世界でもダントツに高い数字――ギャンブ…
FPは見た!「お金が全く管理できない人」の実態(東洋経済オンライン) 高橋 成壽 : ファイナンシャルプランナー 世の中には、一般常識では考えられないようなレベルの「おカネ」の管理ができない人が一定数存在する――このような実例を紹介する記事「FPは見た…
前触れもなく、原因不明で突如襲われるという現実 ここ3日ほどブログの更新をしていませんでした。 これは書く「ネタ」が尽きたのではなく、19日に自宅で倒れて救急搬送されたためです。 起床時にベッドから起き上がると、突然のめまいで目の前の景色がグラ…
田代まさし氏覚せい剤で4度目の逮捕、依存性と常習性の恐ろしさ(ダイヤモンドオンライン) 戸田一法:事件ジャーナリスト 「ああ、またか」と思った人も多いのはないか。 タレントの田代まさし疑者が、覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕された。今回で4度目…
医師との会話がどうしても「ズレまくる」理由(東洋経済オンライン) 平松 類 : 医師/医学博士 医師とうまく意思疎通できない――この状況について現役医師の立場から解説する記事「医師との会話がどうしても『ズレまくる』理由」が10月21日付けの東洋経済オン…
中国人の「医療ツーリズム」熱が高まるわけ(東洋経済オンライン) 若泉 もえな : 東洋経済 記者 現在、日本を訪れる外国人環境客の数は増加する一方だが、なかでも増えているのが「中国人」だ。この中国人を含む観光客の主目的は当然ながら「観光」なのだろう…
本ブログの5月25日に、「高血圧の主因は『塩分、肥満、ストレス』だが、要は『塩分』」というタイトルで書評を書いた。 対象の本は「ズボラでもラクラク! 薬に頼らず血圧がみるみる下がる!: 血管を鍛える最強の方法(知的生きかた文庫)」なのだが、その書評…
パワハラですべてを奪われた56歳男性の絶望(東洋経済オンライン) 藤田 和恵 : ジャーナリスト 障がい者雇用制度の拡充(精神障碍者を対象に含める)など政府が、対策を進めているのは事実だが、現場となる会社組織ではまだ「差別」が続いていることを明ら…
オジサンはなぜカン違いするのか(廣済堂新書) 香山リカ 昭和なオジサンは「時代が変わったことに気づくべきだ」。 著者の伝えたいことを一言で表現すると、こういうことになると思う。 本書では、いわゆる自分の各種ハラスメント行為が大きく時代遅れにな…
ズボラでもラクラク! 薬に頼らず血圧がみるみる下がる!: 血管を鍛える最強の方法(知的生きかた文庫) 板倉 弘重 本書のタイトル「薬に頼らず・・・」は確かに内容と一致してるが、その大半となるページ数の40%強は食事、特に塩分の摂取量の削減に関する内…
アルコール依存症は一人では治せない 最近、選挙に連戦連勝で勢いが戻ってきた維新の会に思わぬ逆風が吹いている。 言うまでもなく丸山穂高国会議員の「北方領土を取り返すには戦争うんぬん」という発言だ。 発言内容はお粗末そのもので、批判する気も萎える…
不惑の老後(SB新書) 曽野綾子 これはもう「書籍」というよりは、著者の人生訓メモの「寄せ集め」もしくは「集大成」と言った方が適切だろう。 何しろ、項目として立っている見出しが207もあり、出典一覧も67冊に上る。便宜上、全六章に章立てしているもの…
人生の醍醐味(扶桑社新書) 曽野 綾子 読後の感想を一言で言えば、共感できる内容は多くとても参考になったが、タイトルや本書の帯に書かれた多数のコピーは「著者の伝えたい事とはあまり関係がない」だ。 まず著者の主張について。 本書を通じて著者が伝え…
はつらつと老いる力 帯津 良一 2019年2月24日 いやはや何ともすごい健康法があったものである。 著者は東大医学部を卒業、82歳にして現役の医師なのだが、西洋医学⇒心理療法⇒ホリスティック医学と治 療方針を変えてきたことで、独自の診療方針を打ち立てたよ…
発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち 本田 秀夫 2018年12月20日 20年以上発達障害の臨床と研究に取り組んでいる精神科医の解説する発達障害の解説本である。 本書の特徴は、「(事例として)紹介された特性は自分にも当てはまるけれど、生活には…
その診断を疑え! 池谷 敏郎 2018年12月8日 本書は「その診断を疑え!」というタイトル通り、間違った治療法によって病気が治らないで苦しんでいる 人向けに、その対処法を解説している。 第一章から第二章までのテーマは「病院難民」。 「足の冷え」「胃がも…
斎藤一人 しあわせセラピー 斎藤一人 2018年11月21日 著者は、化粧品・健康食品の「銀座マルカン」の創設者で、2003年には納税額日本一になったという大金持 ちの実業家である。 さぞかし「お金持ちになるための秘訣」が書いてあるであろうと思った人には残…
秘湯マニアの温泉療法専門医が教える-心と体に効く温泉 2018年9月9日 まず本書は、消化器外科医が書いた温泉に関する内容であり、巷に広く出回っているいわゆる「温泉ガイド」 という側面よりは、各地の温泉の効能や、温泉と歴史や文学との関わりなど関連情…
医者の本音 2018年8月9日 医者に診察してもらった経験のない人はほとんどいないと思うが、治療や投薬などで聞きたいことがあって も、「こんなことを聞いて失礼ではないか」「質問したら怒られるのではないか」という場面は少なくないと 思う。 そのような患…
本当に怖いキラーストレス 頑張らない、あきらめる、空気を読まない 2018年6月19日 東京・銀座でクリニックを営む精神科医の書いた「ストレス対策本」である。 夜9時まで診療していることもあって、付近の高収入のビジネスマンの受診者が比較的多いようで、…
やってはいけない歯科治療 2018年6月2日 肝炎、救急医療などを専門とする医療ジャーナリストが、「歯科診療」にスポットライトを当てた言わば 「告発本」である。 70年代から急増した子供の虫歯に対応するため、政府主導で歯科医を急増させた結果、現在歯科…