人生の「質」を上げる 孤独をたのしむ力
2018年2月6日
この本の魅力は「親しみやすさ」にあります。表紙のモノクロの大きなイラスト、帯の「本当に大切なものは
ひとりで見つける」、各章にあるポイントの箇条書き、本文の大きな字と行間など、どれもパッと手に取って
すぐに読み始めるきっかけになります。
という訳で、読みやすいのはいいんですが、その内容に目新しさがないのが残念です。人間関係、価値観
なども最近は似たような本も出ているので。
孤独を楽しむという視点では、勢古浩爾さんの「定年バカ」の考え方を、言葉遣いを丁寧にして、短くまと
めたという印象を持ちました。