如月五月の「ちょっと気になる話題、情報を斜め視線から」

ちょっと気になる話題、情報を斜め視線で解説

最近相次ぐ自然災害への警戒を怠らぬように

短い日照時間、豪雨、地震など不気味な自然現象が多い気がするのだが・・・

 

 これは気のせいかもしれないのだが、6月以降どうも異常気候や地震など自然災害が相次いで起きているような気がする。以下のデータは気象庁のWebサイトから引用したもの。

 

 まず「日照時間」。東京都心は7月14日、18日連続で「日照時間3時間未満」となった。東北や関東で低温による農業被害が出た1988年を超え、61年の統計開始以来の最長記録を更新した、とのこと。

 この影響でプールは閑古鳥が鳴き、野菜は高騰を始めている。このまま日照りが少なければ、夏休みの海や山のレジャー全体に影響が出るだろう。

 野菜の高騰が続けば、消費者は購入を控えるし、場合によってはレストランの価格にも影響が出るかもしれない。

 

 次が「地震」。6月18日に山形県沖でマグニチュード(M6.7)が起き最大震度は6強となっかほか、7月に入ってからは、4日に北海道根室半島南東沖でM4.2、5日には静岡県伊豆地方で(M3.3)、8日に神奈川県西部で(M4.3)、 11 日には新潟県下越地方で(M4.2)の地震が起きている。ちなみに最大震度はいずれも「3」

 近年では熊本などでも大地震は起きているし、もはや全国どこで発生してもおかしくないような気がする。

 

 最後が「豪雨」。4日の九州南部豪雨では、宮崎と鹿児島両県で計110万人以上に避難指示が出たが、土砂災害で2人が亡くなっている。

 6月下旬からの総雨量は宮崎県えびの市1089・5ミリに達したそうだ。3日に鹿児島県を襲った記録的な大雨は、平年の7月1か月分の雨量を僅か1日で超えた。

 ちなみに東京都区部の豪雨対策だが、最大でも一時間に50ミリ程度までしか対応していないという話を聞いたことがある。江東区など海抜以下のゼロメートル地帯が含まれる地域でこのレベルの豪雨が来たらどうなるのだろうか。

  

 先日、地元の消防団を30年以上勤め上げて市議会議員になった人の話を聞く機会があったのだが、「災害時に頼りになるのは、自分で自分を守る『自助』が7割、家族や隣人の世話になる『共助』が2割、自治体の援助『公助』は1割以下しか期待できない」とのことだった。

 いずれにせよ、自然災害による「停電」「断水」「道路破損」などに備えて、防災情報や飲食料の備蓄などを改めて見直しておいた方がよさそうだ。

 

 ちなみに、4月22日に当ブログでは「【連休企画】大型連休期間中に自宅の地震対策を確認しよう! 」として記事を書いています。ご参考まで。