注目商品の紹介企画「第1回」
今回は、いつもとは趣向を変えて、【注目商品】として、日ごろ気になっている商品を紹介することとする。今後もこの企画は不定期に掲載したい。
我が家は戸建てなのだが、1階のトイレがリビングと隣接していて、トイレを利用する際の「音」が漏れていないかいつも気になっていた。
男性の私が気になるぐらいだから、女性はもっと気にしていたと思う。
こうしたなか、日ごろ通院しているクリニックのトイレを使ったら、すぐに川の水流の音が鳴りはじめてびっくりしたのだが、これが壁に設置された小型の「消音装置」であることにそう時間はかからなかった。
クリニックのトイレも待合室に隣接しているので、おそらく受付の女性が気を利かせて設置を提案したのだろうが、実際に使ってみてすぐに「これは家でも使える」と確信し、さっそくAmazonのサイトで同じ商品を探し、購入した。価格は2980円。以下の商品の画像である。
商品名は「トイレ用擬音装置」というのが一般的のようだが、「流水音発生器」などの名称もあるようだ。
今回購入したのは、中国製の製品のようだが、説明書には日本語の記載もある。ただ裏ブタを開けて、単三電池を3本入れて、2つの黒いツマミで「センサーの感度」「音量」を調整するだけなので、設定や取り付けに悩むことはないだろう。
ただ、センサーの感度は結構高いので、低めに設定した方がいいかもしれない。
使い方は簡単。センサーが人を感知すると自動的に設定された「音(4種類あるがデフォルトは川のせせらぎ)」が35秒単位で5回流れる。何回目かは緑色の5つのLEDで
表示される。5回目が鳴り終わったら呈するが、手をかざせば再び鳴り始める。
逆に音が不要だと感じたら、正面のボタンを押せばすぐに止まる。
細かい話だが、外国語の使用説明書のシールも添付されていて、外国人向け需要もあるらしい。
家族に感想を聞いたが、そこそこ好評だった。「そこそこ」というのが微妙な表現なのだが、女性が「すごく」良かったというとそれまでの「音」を気にしていたことが分かってしまうので、あえて控えめな表現をしたのだと個人的には「前向きに」解釈している。
同様の商品としては、オーム電機が「おトイレの消音 流水音発生器」として1300円前後で発売しているが、こちらはセンサー機能はないので、手動でボタンを操作することになる。
一方、TOTOからは「音姫」という商品名で発売されているが、価格は1万2000円以上と高いうえに、音も2種類からしか選べない。重さも大きさも2倍近い。しかも電源コンセントが必要になる。
あと、Amazonで購入する際に気になるのが「レビュー」だろう。
この記事を書いている時点でレビューは77件。★5は52%と過半を占め、★4つを加えると73%に達する。★1つや★2つのレビューもそこそこある(合わせて22%)ので、「ヤラセ」だけのレビューだけではなさそうだが、★5の一部にはその疑いが強いレビューが存在するのも事実。
元「Amazonベスト100レビュアー」である私の個人的な使用感を言えば、「値段の割には使える」というのが正直な感想。ただ耐久性についてはまだ何とも評価できない。
ただ、3000円程度の商品で家族の女性から有難られて、お父さんの評価が上がることを考えれば、値段の割にコスパは悪くないとは思う。ご参考まで。