Windows11にも対応してフルHDで31,878円
6月11日にこのブログで、DELLのノートPCが激安販売中 フルHDの15.6型が27,478円(税・送料込み)として紹介したが、その後DELLは世界的な半導体不足の影響を受けてかPCの販売価格を引き上げ、つい最近までエントリーモデルでも5万円近い値段を付けていた。
「まあ当面はこの状態が続くだろう」と考えていたのだが、最近になってDELLが再びエントリーモデルの格安販売を再開していた。
価格はクーポン適用で31,878円(税・送料込み)。該当するモデルは前回紹介したPCとスペックは同じなので4,400円、率にして16%の値上げになるが、標準価格は80,278円なので、割引率は約60%にもなる。これはまだ十分に安いと言えるだろう。
しかも以下のように、この冬にもリリースされる予定のWindouws11にも対応している。
ちなみに価格comでディスプレイ15.6型の解像度フルHD (1920x1080)の機種を検索すると(下図参照)、最安値がHPのエントリーモデルで37,800円(送料は別途税別3,000円)。CPUスコアは2614(AMD3020e)とDELLの2264(インテルCeleron6305)よりも多少高いが、ストレージ(SSD)は128GBとDELLの半分しかない。OSなどが相当量のメモリを施入するので、一定量以上のアプリのインストールなどはかなり厳しいだろう。SSDの容量が240GBになると、価格は一気に43,000円台に跳ね上がる。DELLより1万円以上高い。
ちなみにインテル製CeleronのCPUに対する処理スピードの遅さを気にする人は多いが、Youtubeを見たり、ネット検索をするぐらいでは大きな差はないだろう。それよりもWiFiなどの通信環境の方が影響は大きいはずだ。もちろん文書やメール処理などに使う分にはまったく問題ない、
もちろんオンラインゲームなどに使うには、処理速度にかなり無理があるのは間違いない。そもそもエントリーモデルなので、そういった使い方には初めから向いていないのだが。
あと、前回の紹介記事では販売終了まで残り3日という差し迫った状況での投稿となってしまったが、今回は現時点では特に販売終了日の記載はない。もっとも割引クーポンの名称が「SUMMER8800Q3」なので、遅くとも9月には販売終了となりそうだが。
付け加えると、ここで紹介したのはオーダーしてから採算を開始するBTOモデルなので、画像に「13日から16営業日で海外の工場から出荷」とあるように、商品到着までは結構時間がかかる。ちなみに私は15日に注文したが、到着予定は9月中旬だった。
もっともそこまで待てないという人には「Vostro 15 3000(3500) 【即納】エントリープラスモデル A-2」という即納モデルも用意されている。現時点では決済完了の翌日には発送されるようだ。
ちなみに、価格はありがたいことに海外での受注生産モデルと同じ31,878円。ただし、本体のカラーは黒のアセントブラックしか選択できない。(受注生産モデルはデューンという下図のグレー系も選べる)
前回の記事から二カ月も経たないで再びDELLのノートパソコンを紹介することになったが、言うまでもなく私はDELLから何らの利益提供などを受けていない。手ごろな価格のエントリーモデルを探している人や非常時のバックアップ用に予備機として確保しておきたい人などに向けて書いている。
私自身今回同じ機種を2台目として購入したが、6月に買ったこのPCが価格の割に十分な機能だったので、改めて購入し、紹介したまでだ。前回より4,000円高くなったが色違い(前回は黒)で買えたことで「良し」としたい。
最後に購入にあたって注意すべき点をいくつか。まずはメモリが4GBしかないこと。私自身は4GBで特に困ったことはないのだが、世の流れ的に「8GBは必要」という風潮があるのは否めない。スロットは2つあって1つしか使用されていないのでもう一枚差すことは可能。メモリ自体も3,000円ぐらいからAmazonで売っている。ただし、購入者が自分で内部を開けても保証が有効なのかどうかは不明。あくまで個人の判断と責任でお願いします。
あとは、DVDドライブが内蔵されていないこと。このおかげで本体が薄くなって軽量化もできているのだが、DVDで映画を見たい、アプリをインストールしたいといった場合には、外付けのドライブが必要になる。まあこちらも2,000円台から売っているので、持ち運びの手間や設置スペースを除けば大きな問題ではないが念のため。