如月五月の「ちょっと気になる話題、情報を斜め視線から」

ちょっと気になる話題、情報を斜め視線で解説

ガラケーからスマホに替えて思ったこと

カメラの性能は向上するも、電話はやはり使いにくい

 

 前回の投稿で、タブレットが壊れたので買い替えを検討した結果、ガラケーをスマホに替えたうえに、SIMフリーのLTEタブレットをAmzonのFrieHD10からのテザリング対応にしたことをお伝えした。その後2週間ほど経過し、だいぶ使い慣れてきたのでここで現状を報告したい。ちなみに購入したスマホは6月に新発売のOPPOのReno5 A。価格はY!mobileオンラインストアでPaypayのクーポンなどを加味すると実質15,000円(税込)。ちなみに家電量販店などのSIMフリー版は43,000円ぐらいする。

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 まず最初に感じたのは「電話が使いにくい」ということ。ガラケーの時は、折り畳みを開いて、予め電話番号を登録したボタンを押すか、「あかさたな」の列から宛名を選び、発信ボタンを押すだけだった。これがスマホになると、まず電話アプリを立ち上げるという手間が面倒。さらに宛先も五十音順に一列に並んでいるので、スクロールさせないと目的の相手が出てこない。

 さらに手間取るのが電話としての「持ち方」の違和感。とにかくスマホはガラケーより「幅」があるので、手にもって通話していて安定感が弱い。また、掛かってきた電話に出る際にも承認の操作が必要で、何度も間違えて切ってしまった。とにかく「電話」として使うには、ガラケーの方が間違いなく使いやすいと断言できる。

 あと、ガラケーよりも大きくて重いので首にストラップで吊るせないというデメリットも大きい。シャツやパンツのポケットには入らないので、当然ながらバッグなどに仕舞うことに事になる訳だが、こうなると掛かってきた電話に出るのに数倍の手間と時間が掛かる。しかもスマホには破損防止のためカバーを付けているので、これを裏側に折り返さないと手に持って安定しないという事情もある。

 ついでに言うと、ガラケーからスマホには連絡先のデータが移行できない(探せば方法はあるかも知れないが)ので、宛先とその電話番号やアドレスを「手打ち」するしかなかった。

 

 もちろんスマホならではのメリットもあったので書いておくと、まず「カメラ」の性能と使い勝手が向上した。ガラケーとタブレットのカメラの画素数はせいぜい200万、一方、スマホの画素数は6400万とグレードが全然違う。しかも超広角とマクロ、そしてモノクロと合わせて4つもレンズがある。夜景モードや手振れ補正など機能面でもまったく勝負にならない。

 しかも撮影する際にも、ガラケーは画面が小さすぎるし、タブレットは筐体が大きすぎて安定しない。スナップ写真をサッと撮るにはスマホの方が適しているのは確かだ。

 

 あと「スマホ」プラス「FireHD10」の構成で大きく変わったのが、テザリング機能を使ってタブレットからはスマホ経由でネットにアクセスするようになったこと。タブレット側に設定にちょっと手間取ったが、Amzonのカスタマーサービスに連絡したらすぐに解決した。

 また以前はインターネット接続によるデータ通信容量がOCNの1日110MBという契約だったが、今回は1カ月で15GBという1日換算で約5倍に増えたので、ストリーミングで動画を長時間見るようなことをしない限りデータ通信に気を使う必要はなくなった。加えて8月からは月内に使い切らなかったデータ量を翌月に繰り越せるようになる(らしい、詳細は未発表)。テザリングによる遅延も特にストレスになるような事態にはなっていない。もっともスマホを立ち上げないとタブレットが使えないという制約はあるが。

 

 他に感じたのは、これまで電話とSMSはガラケー、メールはタブレットと分けていたのが、すべてスマホで対応できるようになったのは想像以上に便利だったこと。

 あと、タブレットは立ち上げの都度パスワードの入力が必要だったが、FireHDにはパスワードを設定しないこともできるうえ、スマホも手に持って傾ければ自動的に電源が入って、顔認証で立ち上がるので思っていたよりも使い勝手が良かった面はある(通話機能は別にして)。

 

 あと数カ月使ってみて、新たな発見があればまたレポートしたい。