期間を3月1日までに、ただし還元額は1万円引き下げ
新年早々、昨年の予想が当たって喜ばしい限りである。
何のことかと言えば、家電量販店大手ヨドバシカメラが1日、昨年末までだったキャッシュレス還元策の期限を今年3月1日まで延長したのだ。
昨年10月に消費税率が10%に引き上げられた際に、当ブログでは当日ヨドバシカメラの動向を「中小企業ヨドバシカメラのキャシュレス還元策に他社はどう対抗するか」を10月1日に掲載、このなかで「逆に規制に向けて動きがなければ、3月、4月の新年度入り、6月のボーナスシーズンまで期間延長も視野に入れているはずだ」と書いたのだが、延長期間はともかく見事に的中した。
しかもバナー広告内には、左上に丁寧にも「大好評につき第2弾」とまで書かれている。
さて、気になるのは今後の展開だが、前回のキャンペーンが10月1日から12月31日までの3カ月、今回は1月1日から3月1日までの約2カ月。となると第3弾は3月2日から3月31日までの約1カ月となると考えるのが自然。
ただ、中小企業だけに適用される今回のキャッシュレス還元策は6月末までが期限なので、ひょっとすると4月以降も何らかの還元策を用意・検討している可能性はある。
もうひとつ気になったのは、今回の還元ポイントの上限がひと月当たり上限2万円という点。ヨドバシカメラのWebサイトにはすでに記載がないので確かではないのだが、BCN+RのWebサイトの記事によれば、前回のキャッシュレス還元ポイントの上限は3万円だったので、1万円引き下げられたことになる。買い物金額で言えば還元の上限が60万円から40万円に20万円分引き下げられた形だ。
以上をまとめると、予想通りにキャッシュレス還元の期間は延長されたが、その期間と金額はより限定的になったと言える。この傾向は第3弾にも引き継がれる可能性が高いので、還元ポイントが上限1万円になることも想定される。
ヨドバシのポイントを生かして大きな買い物を考えている人は、3月1日までに購入した方が得策となるかもしれない。これはあくまで私見なので責任は負えませんが。