如月五月の「ちょっと気になる話題、情報を斜め視線から」

ちょっと気になる話題、情報を斜め視線で解説

Kindle版新刊 リタイアが視野に入ったら 「~しない」生き方をしませんか? の紹介

他人からの「すべき」ではなく、自分の「したい」を優先しよう

 自著の紹介で恐縮ですが、11月28日にAmazonの電子書籍Kindleで2冊目となる本を出しました。タイトルは「リタイアが視野に入ったら 『~しない』生き方をしませんか?」。

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 内容は、50代半ばから後半となり定年が見えてきた私と同世代の人々に向けて、参考になりそうな個人的な見解を6章に分けて書いたもので、書店やネットに数多くならぶ定年本、シニア本が「リタイア後はこうすべき」とか「こうした方が良い」といった、身の振り方や何らかの行動を「後押し」するものが多い中で、逆に3つの「~しない」を明確にして、そのうえで「~はどうする」という構成になっています。

 章立てを紹介すると、

 3つの「ない」とは

  Ⅰ・ストレスをため「ない」
     1・自分を人と比べない
     2・他人の目を気にしない
     3・やりたくないことをしない

  Ⅱ・おカネで悩ま「ない」
     1・「必要か」どうかで判断、「欲しい」では買わない
     2・継続的・定期的な購入や支払いをしない
     3・現役時代並みの報酬を求めない

  Ⅲ・時間を無駄にし「ない」
     1・ダラダラと過ごさない
     2・テレビを見ない
     3・無理な趣味を求めない

 では、どうする?

  Ⅳ・資産をどうする
     1.資産を増やすには
     2.具体的な資産配分
     3.不動産投資について

  Ⅴ・住まいをどうする
     1.不動産は将来の下落は避けられない
     2.リタイア後に現金一括で購入するという選択肢
     3.資産価値の高い物件は手が届かないという実情
     4.郊外の中古の戸建てが狙い目
     5.マンションは一長一短だが・・
     6.戸建てでもマンションでも購入するならここに注意

  Ⅵ・人間関係をどうする
     1.リタイア後の不安感の正体
     2.人間関係は必要最小限に

となっています。

 前回の本「364日で Amazonベスト100レビュアーになる方法」が、17ページ6,000字程度だったのに対して、今回は60ページ30,000字と大幅に拡大、内容を裏付けるデータとその引用元もリンクさせたので、個人の意見ではあるものの、一定のし尿はしていただけるかと。

 ちなみに価格は298円ですが、KndleUnkimitedで読み放題を契約されている方は無料で読めます。

 ご一読いただけると、大変ありがたいです。

 

 

 

 

邦画「老後の資金がありません!」が予想以上に面白かった

主役の天海さんよりよりも草笛さんの演技力がスゴイ

 

 私は映画館ではほとんど映画を見ないのだが、先日気になる邦画「老後の資金がありません!」が上映されたので、久々に大きなスクリーンで楽しんだ。

  rougo-noshikin.jp

 原作は小説らしいのだが読んではいない。私自身定年が目前に迫っているという事もあって、直接関係するテーマだったということが映画館に行った大きな理由だ。ちょっと話題となっているとも聞いていたので、念のため事前にネットで予約してから行ったのだったが、平日とはいえ観客は20人弱と予想以上に少なかった。ただ念のために断っておくと、映画自体は「笑い」あり「涙」ありで、観てよかったと感じさせる内容である。

 

 一応簡単に内容を紹介すると、子供二人の50代夫婦台夫婦が経験する、おカネを巡って起きる様々な想定外の出来事をコメディタッチで描いたもので、主演は主婦役の天海祐希さんと、その旦那の松重豊さん。なのだが、全編に渡って登場して、凄い存在感を放っているのが天海さんの義理の母親役の草笛光子さんだ。

 

 内容は映画のタイトルから想像できるように、老後のおカネに関係したトラブルやアクシデントを、どうやって夫婦やその関係者が乗り越えていくのか、ということで間違いはないのだが、この映画のテーマはその「問題解決の方法」ではなく、問題に直面した「人間の行動」である。

 

 まあ、解決方法を取り上げるのであれば、巷に数あるノウハウ本を読めばいいだけの話で、映画としてはこのような展開にならなければ「ちっとも面白くない」内容になるだけに、それは納得できた。しかも展開されるテーマが、代々続く和菓子屋を営んでいた義父親の立派な葬式、娘の突然のヘヴィメタル男との結婚、二重のオレオレ詐欺など現実に何となく想像できる設定であるうえ、ついには主役の夫婦そろって失業という笑えない状態にまで追い込められるのだが、これらが結構リアリティがあるのだ。

 

 そして、この映画の本当の主役は義理の母親役の草笛光子さんだ。草笛さんは80歳という設定なのだが、実年齢は88歳である。先述したように映画の冒頭から出演し、セリフもとても多いし、ちょっとしたアクションもあるし、お得意の歌唱力まで披露している。とてもではないが88歳とは思えない。主役の天海さんも良い演技力を見せてくれるのだが、草笛さんの存在感には足元にも及ばない感じ。主演男優の松重さんに至っては、さらに影が薄い。

 草笛さんと言えば、私には高校時代に日本テレビ系列で放映されたドラマ「熱中時代」の校長先生(船越英二さん)の奥様役の印象が大きいのだが、あれから40年近くが経っているのに、当時とまったく女優としてのイメージが変わっていないのもスゴイと思う。いったい何をどうしたらこんな役者が務まるのだろうか。

 

 話を戻すと、映画自体は良くできているし、配役もばっちりだと思う。基本的に「笑える」展開が多いのだが、自身の生前葬のシーンで草笛さんが挨拶する場面では「グッ」とくるものがあった。そう遠くない時期にDVD化されると思うので、映画館まで行く時間がない方は是非自宅で視聴されることをオススメする。

 

 

 

 

 

またしてもDELLがエントリーノートPCを大安売り

 Windows11にも対応してフルHDで31,878円

 6月11日にこのブログで、DELLのノートPCが激安販売中 フルHDの15.6型が27,478円(税・送料込み)として紹介したが、その後DELLは世界的な半導体不足の影響を受けてかPCの販売価格を引き上げ、つい最近までエントリーモデルでも5万円近い値段を付けていた。

  「まあ当面はこの状態が続くだろう」と考えていたのだが、最近になってDELLが再びエントリーモデルの格安販売を再開していた。

 価格はクーポン適用で31,878円(税・送料込み)。該当するモデルは前回紹介したPCとスペックは同じなので4,400円、率にして16%の値上げになるが、標準価格は80,278円なので、割引率は約60%にもなる。これはまだ十分に安いと言えるだろう。

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 しかも以下のように、この冬にもリリースされる予定のWindouws11にも対応している。

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 ちなみに価格comでディスプレイ15.6型の解像度フルHD (1920x1080)の機種を検索すると(下図参照)、最安値がHPのエントリーモデルで37,800円(送料は別途税別3,000円)。CPUスコアは2614(AMD3020e)とDELLの2264(インテルCeleron6305)よりも多少高いが、ストレージ(SSD)は128GBとDELLの半分しかない。OSなどが相当量のメモリを施入するので、一定量以上のアプリのインストールなどはかなり厳しいだろう。SSDの容量が240GBになると、価格は一気に43,000円台に跳ね上がる。DELLより1万円以上高い。

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 ちなみにインテル製CeleronのCPUに対する処理スピードの遅さを気にする人は多いが、Youtubeを見たり、ネット検索をするぐらいでは大きな差はないだろう。それよりもWiFiなどの通信環境の方が影響は大きいはずだ。もちろん文書やメール処理などに使う分にはまったく問題ない、

 もちろんオンラインゲームなどに使うには、処理速度にかなり無理があるのは間違いない。そもそもエントリーモデルなので、そういった使い方には初めから向いていないのだが。

 

 あと、前回の紹介記事では販売終了まで残り3日という差し迫った状況での投稿となってしまったが、今回は現時点では特に販売終了日の記載はない。もっとも割引クーポンの名称が「SUMMER8800Q3」なので、遅くとも9月には販売終了となりそうだが。

  付け加えると、ここで紹介したのはオーダーしてから採算を開始するBTOモデルなので、画像に「13日から16営業日で海外の工場から出荷」とあるように、商品到着までは結構時間がかかる。ちなみに私は15日に注文したが、到着予定は9月中旬だった。

 もっともそこまで待てないという人には「Vostro 15 3000(3500) 【即納】エントリープラスモデル A-2」という即納モデルも用意されている。現時点では決済完了の翌日には発送されるようだ。

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 ちなみに、価格はありがたいことに海外での受注生産モデルと同じ31,878円。ただし、本体のカラーは黒のアセントブラックしか選択できない。(受注生産モデルはデューンという下図のグレー系も選べる)

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 前回の記事から二カ月も経たないで再びDELLのノートパソコンを紹介することになったが、言うまでもなく私はDELLから何らの利益提供などを受けていない。手ごろな価格のエントリーモデルを探している人や非常時のバックアップ用に予備機として確保しておきたい人などに向けて書いている。

 私自身今回同じ機種を2台目として購入したが、6月に買ったこのPCが価格の割に十分な機能だったので、改めて購入し、紹介したまでだ。前回より4,000円高くなったが色違い(前回は黒)で買えたことで「良し」としたい。

 

 最後に購入にあたって注意すべき点をいくつか。まずはメモリが4GBしかないこと。私自身は4GBで特に困ったことはないのだが、世の流れ的に「8GBは必要」という風潮があるのは否めない。スロットは2つあって1つしか使用されていないのでもう一枚差すことは可能。メモリ自体も3,000円ぐらいからAmazonで売っている。ただし、購入者が自分で内部を開けても保証が有効なのかどうかは不明。あくまで個人の判断と責任でお願いします。

 あとは、DVDドライブが内蔵されていないこと。このおかげで本体が薄くなって軽量化もできているのだが、DVDで映画を見たい、アプリをインストールしたいといった場合には、外付けのドライブが必要になる。まあこちらも2,000円台から売っているので、持ち運びの手間や設置スペースを除けば大きな問題ではないが念のため。

 

何度でも言う「現役世代は家を購入すべきではない」

引退後に現金一括で購入するのがオススメ

 

 私はすでに過去に何度も「家の購入は引退後にキャッシュで」という主張は、書評やブログなどで明らかにしてきたのだが、ここ最近「『一生、賃貸に住む』と思っていたらトンデモナイ悲劇に」とか、「老後資金の退職金で「家」を買ってはいけない」といった、私の主張に反対するような記事が目立ってきた。

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 ここで改めて私の主張をより強固にするため、この記事に反論をしてみたい。まず1本目の記事だが、「後の人生で物件を購入したいと思っても年齢とともに様々な理由で住宅ローンを組むことができず、自らの意志ではなく、本当に「一生賃貸」しか選択できなくなってしまう」と書かれている。これについては、そもそも後半の人生で住宅ローンを組むという発想が間違っている。将来の減額が確実視されている年金を原資に金融機関がローンを認めるはずがない。だからこそ「引退後の現金一括購入を」と口を酸っぱくして意見しているのだ。

 筆者は後半で「賃貸で暮らして『高齢になってから現金一括で家を買うのもいい』という考え方もある。そうできるのであればその考え方自体は否定しない」と一応、引退時の現金購入にも理解を示しているが、「ほとんどの人たちはそのような家を買う現金を持っているケースは少ない」と改めて否定している。

 どうにもこの筆者は頭が固いように見えるが、私は購入と同程度の負担がかかる賃貸に住むことなど勧めていない。都心の利便性の高い築浅のマンションなら購入とさして変わらない負担になるだろうが、ちょっと郊外に目を向ければ、民間の安いアパートなどはザラにある。 

 どうしてもマンションが譲れないなら、ちなみに国土交通省傘下のUR都市機構のWebサイトで、東京地区の賃貸物件を検索すると町田市で148、多摩市で98件もの物件が見つかる。町田市なら2DKで良ければ3万円台から見つかる(1日現在)。このように公的機関のあっせん物件を探せば民間よりもはるかに安い賃貸料で入居可能だ。しかも礼金、仲介手数料、更新料、保証人は不要と言う条件まで付いてくる。

 筆者は最後に「ずっと賃料を支払っていけるのか?」「老後『住宅難民』になる可能性は全くないと言い切れるのか?」と危機感を主張しているが、引退後に現金で買える範囲で自分に合った物件を選べば問題は生じないはずだ。

 

 続いて2本目。筆者は「退職金を頭金にして持ち家を購入した人は、本当に悲惨な老後を過ごすことになるリスクが一気に高まります」と主張している。この例として「退職金の額が1000万円しか無かったら、全額を住宅ローンの返済に回すことになります。老後の生活を支える大事な生活費となるはずの退職金が、ゼロになってしまうのです」と書いている。

 そもそも老後の資金が退職金を含めて1000万円しかないという前提がどうなのだろうか。確かに一部の零細自営業者や非正規雇用の期間が長かった人たちには現役時代に貯蓄の余裕もないうえ、老後の月々数万円程度の年金しか期待できず、生活は厳しいかもしれない。

 こういう人たちには東京であれば「公営住宅法や東京都営住宅条例に基づき、住宅に困っている収入の少ない方のためのセーフティネットとして、低廉な家賃で賃貸する公共住宅」である都営住宅というものが存在する。入居にあたっては所得制限があり、家族人数が2人なら227万円、3人なら265万円だ。これを月額にするとそれぞれ約19万円、約22万円となる。国民年金ぐらいしか収入がない人ならまずこの基準をクリアできるだろう。

 

 一方、会社勤めの正社員サラリーマンやそれなりに稼ぐ自営業者やフリーランスであれば月3万円程度の貯蓄は可能だろう。仮に22歳から60歳まで38年間毎月3万円を積み立てて、年率3%で運用すれば38年後には2564万円の資産が形成できていることになる

 これに多少なりとはいえ退職金などを加えれば、3000万円ぐらいの貯蓄は不可能ではないはずだ。ここから1000万円程度の出費は小さいとは言わないが、途方もなく無理な住宅購入金額ではないだろう。しかも私は何もきっちり1000万円の住宅を推奨しているのではなく、今の現役世代が引退する数十年後には郊外を中心に空き家だらけで、築15年ぐらいの利便性がそれなりの物件でも数百万円で買えるはずと以前から主張している(マンション、戸建てを問わず)。すでに現状でも郊外のバス便物件なら1000万円以下は珍しくない。仮に65~70歳で引退して築15年の物件を購入したとしても、85~90歳(築35年)ぐらいまでは建て替えの心配はないはずだ。

 現役を引退する頃には、子供たちも成人・結婚してそれぞれの家庭を築いているだろうし、本人もペットや園芸などの趣味も固まっていて、それに合わせた物件を選べばよい。

 近くに商業施設がないと不便と言う声も聞こえてくるが、今はネットで日用品などは購入できるし、生鮮食料品もスーパーが宅配サービスを行っている。どうしても外出がしたければタクシーを使えばよい。自治体によっては高齢者向けに毎月タクシー利用券の補助が出るところもある。

 

 以上をまとめると「現役時代は家族構成の変化に沿って住みやすい間取や環境を選んで賃貸を住み替えて、毎月3万円程度を積み立て・運用に回し、引退が視野に入ってきたら数年かけて老後の住処を検討、現金一括で購入するというのが私の住宅購入に対する現役世代へのアドバイスと見解である。

 これも繰り返しになるが、物件の購入を勧める人たちの背景には多くの場合「すぐにでも建築費の回収や販売手数料を受け取りたい不動産屋の論理」が存在することを忘れてはならない。

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ガラケーからスマホに替えて思ったこと

カメラの性能は向上するも、電話はやはり使いにくい

 

 前回の投稿で、タブレットが壊れたので買い替えを検討した結果、ガラケーをスマホに替えたうえに、SIMフリーのLTEタブレットをAmzonのFrieHD10からのテザリング対応にしたことをお伝えした。その後2週間ほど経過し、だいぶ使い慣れてきたのでここで現状を報告したい。ちなみに購入したスマホは6月に新発売のOPPOのReno5 A。価格はY!mobileオンラインストアでPaypayのクーポンなどを加味すると実質15,000円(税込)。ちなみに家電量販店などのSIMフリー版は43,000円ぐらいする。

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 まず最初に感じたのは「電話が使いにくい」ということ。ガラケーの時は、折り畳みを開いて、予め電話番号を登録したボタンを押すか、「あかさたな」の列から宛名を選び、発信ボタンを押すだけだった。これがスマホになると、まず電話アプリを立ち上げるという手間が面倒。さらに宛先も五十音順に一列に並んでいるので、スクロールさせないと目的の相手が出てこない。

 さらに手間取るのが電話としての「持ち方」の違和感。とにかくスマホはガラケーより「幅」があるので、手にもって通話していて安定感が弱い。また、掛かってきた電話に出る際にも承認の操作が必要で、何度も間違えて切ってしまった。とにかく「電話」として使うには、ガラケーの方が間違いなく使いやすいと断言できる。

 あと、ガラケーよりも大きくて重いので首にストラップで吊るせないというデメリットも大きい。シャツやパンツのポケットには入らないので、当然ながらバッグなどに仕舞うことに事になる訳だが、こうなると掛かってきた電話に出るのに数倍の手間と時間が掛かる。しかもスマホには破損防止のためカバーを付けているので、これを裏側に折り返さないと手に持って安定しないという事情もある。

 ついでに言うと、ガラケーからスマホには連絡先のデータが移行できない(探せば方法はあるかも知れないが)ので、宛先とその電話番号やアドレスを「手打ち」するしかなかった。

 

 もちろんスマホならではのメリットもあったので書いておくと、まず「カメラ」の性能と使い勝手が向上した。ガラケーとタブレットのカメラの画素数はせいぜい200万、一方、スマホの画素数は6400万とグレードが全然違う。しかも超広角とマクロ、そしてモノクロと合わせて4つもレンズがある。夜景モードや手振れ補正など機能面でもまったく勝負にならない。

 しかも撮影する際にも、ガラケーは画面が小さすぎるし、タブレットは筐体が大きすぎて安定しない。スナップ写真をサッと撮るにはスマホの方が適しているのは確かだ。

 

 あと「スマホ」プラス「FireHD10」の構成で大きく変わったのが、テザリング機能を使ってタブレットからはスマホ経由でネットにアクセスするようになったこと。タブレット側に設定にちょっと手間取ったが、Amzonのカスタマーサービスに連絡したらすぐに解決した。

 また以前はインターネット接続によるデータ通信容量がOCNの1日110MBという契約だったが、今回は1カ月で15GBという1日換算で約5倍に増えたので、ストリーミングで動画を長時間見るようなことをしない限りデータ通信に気を使う必要はなくなった。加えて8月からは月内に使い切らなかったデータ量を翌月に繰り越せるようになる(らしい、詳細は未発表)。テザリングによる遅延も特にストレスになるような事態にはなっていない。もっともスマホを立ち上げないとタブレットが使えないという制約はあるが。

 

 他に感じたのは、これまで電話とSMSはガラケー、メールはタブレットと分けていたのが、すべてスマホで対応できるようになったのは想像以上に便利だったこと。

 あと、タブレットは立ち上げの都度パスワードの入力が必要だったが、FireHDにはパスワードを設定しないこともできるうえ、スマホも手に持って傾ければ自動的に電源が入って、顔認証で立ち上がるので思っていたよりも使い勝手が良かった面はある(通話機能は別にして)。

 

 あと数カ月使ってみて、新たな発見があればまたレポートしたい。

 

 

 

 

ごめんなさい。私はガラケーからスマホに乗り換えてしまいました・・・

長年ガラケーとタブレットの2台持ちを推奨してきたが

 

 まずこのブログでは、過去に外出時の通信・通話環境について2019年7月に「ガラケー・タブレットの2台持ちがオススメ」と書いてきた。私自身この2台持ちをつい最近まで実行してきたし、この状況に不満はなく満足していた。「通話」は折り畳みのガラケーの方が安全で便利だし、「データ通信」は画面の大きいタブレットとすることで、検索もしやすいし、結果も見やすいということで、この主張は今でも間違っていないと思う。ただ結果としてガラケーを止めてスマホに切り替えたことをお詫びするともに、そこに至った経緯を説明したい。

 

 ではなぜ、ガラケーを止めてスマホにしたのか。この最大の理由はタブレット端末の電池が異様に膨張して破壊寸前となり、事実上使用できなくなったためだ。

 当然ながら製造元のHUAWAYに連絡したが「保証期間の1年を過ぎているので、修理費用には1万5000円かかります」と言われたのも堪えたが、さらに決定打となったのは「状況確認のためタブレット発送は着払いでOKですが、修理しない場合当社では処分しかねます。また返却する場合には2000円強の費用がかかります」と言われたこと。こちらの不注意で落下・破損したならわかるが、保証期間を過ぎているとはいえ突然電池が膨張するという「自然故障」である。どうにも理不尽な対応ではないだろうか。

 

 この回答を得た時点で「HUAWAYのタブレットは二度と買わない」と決めた。となると、代替のタブレットを探すことになるのだが、驚いたことに日本メーカーではLTE仕様のタブレットをほとんど生産していないのである。

 仕方がないので、PCメーカーとしても一定の評価のあるLenovoで探したら、あるにはあるが4万円近い価格(クーポンを使っても3万5000円)には手が出ない。ちなみにタブレットでは人気のAppleのiPad Airは64GBのセルラーモデルで85,500円もするので、最初から検討の対象外だった。

 

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 似たような製品を探していたら、別の中華メーカーのLTE対応タブレットが2万円前後で売られているのを発見。製品レビューにも「OCNのSIMカードが使えた」というコメントがあったので、Amazonプライム対応の商品であることを確認したうえで、注文・入手した。

 

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 結果から言えば、これが「大失敗」。LTE対応とあるが、NTT回線を利用しているOCNのSIMカードが機能しないのである。販売業者とメッセージで何回かやり取りしたが、どうやっても接続できないので返品することにした。(Amazonプライムなので対応は早かった)

 私自身は、これからも「ガラケー」と「タブレット」の2台持ちを続けたいが、タブレットが入手できないのでは現実には困難だ。

 

 しばらく悩んでいたものの、ここでタブレットは無理にLTE対応にせず「親機からのテザリング対応すれば良いのではないか」とのアイディアがふと浮かんだ。こうすれば家に多数あるAmazonのFireタブレット端末がそのまま外に持ち出せるので、新たにタブレットを購入する必要もない。

 ただ問題になるのは、現在のガラケーが通話専用のためネット接続を考えていないので、テザリングすると通信費用が多額になること。ここで再びアタマに浮かんだのが「いっそのこと、ガラケーもスマホに替えてしまう」だった。

 ちなみにウチの家族はY-Mobileでスマホ契約しており、私もガラケーはY-Mobileの3年前の機種。ということで、家族割引が使えなかったケータイ契約もスマホに切り替えればOKではないかとの思惑もあってみた。すると、6月に発売されたばかりの最新機種「OPPO Reno5 A」、一括払い・機種変更場合、正価の39,600円がオンライン限定で18,000円になっていた。

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 ちなみに、この「OPPO Reno5 A」は中国メーカー製だが、横浜に研究所を置くなど日本向けにカスタマイズした商品を企画・開発している模様。価格コムなどで見てもそこそこ売れていて、評判も悪くはない。しかも5G回線に対応しているうえ、カメラのレンズが前面に4つもあって、そのうちの一つは最大画素数は6400万もある。液晶画面のサイズも6.5インチとそこそこ大きいことも決め手になった。

 ちなみにこのスマホ、Y-Mobileの店頭で買うと先に書いたように39,600円、ヨドバシなどの家電量販店やAmazon、楽天などの通販でもほぼ同じ価格。18,000円というのはY-Mobileオンラインショップの限定価格だ。さらに言えば、期間限定のキャンペーンで3000円分のPayPayボーナスがもれなく付いてくるので、実質は15,000円になる

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 発売直後で最新の機能を持つスマホが実質15,000円というのが「破格」であることは間違いないだろう。ちなみに巷で人気のiPhone 12だが、Y-Mobileのオンラインショップでも一括価格は123,840円(256GB仕様)、実に8倍以上の価格差だ。まあ個人的な嗜好性の強い商品でもあるので、価値観の相違と言ってしまえばその通りなのだが。

 ただ今更ながらの確認だが、オンライン購入なので宅配されてくるスマホに自分でSIMカードを差し込み、専用電話に既存ガラケーの回線接続解除を申し込み、スマホの初期設定を自分で行うという手間がかかる。もっとも実際には説明書の指示通りにやれば大した作業ではないのだが。この作業に不安がある人には店頭で買って手続きしてもらうしかないだろう。

 

 ということで今回は、今月から「ガラケー・LTEタブレット」の2台持ちから「スマホ・Fireタブレット」の2台持ちに環境が変わったことをお伝えした。

 次回は、実際にこの新しい2台構成になってどのように使い勝手が変わったかなどについてレビューしてみたい。

 

 

 

 

五輪開催反対派、取るべき手段は「行かない」「見ない」「読まない」の3原則で

都市間の持ち回り方式は完全に時代遅れ

 

  東京五輪開催への反対一辺倒だった世論が、ここにきて多少変化が見えつつあるが、まだまだ反対派の勢いは根強い。変化が起きているのは、開催まで1カ月余りとなり、世間に「もはや開催は避けられそうにない」という諦めムードが漂い始めたことが主たる原因だと思っている。

 

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 遅くとも18日には東京を始めとする「緊急事態宣言」は解除が決まり、「まん延防止等重点措置」に移行する見通し。感染者数に減少傾向は見られるものの、まだ予断を許さない状況だと思うのだが、これも東京五輪開催に向けての「前振り」と考えれば合点がいく。

 

 私自身は、今回の五輪に限らず、世界各国の都市で開催地を持ち回る現在の方式は完全に時代遅れだと思っている。インフラ整備や観客の誘致などで得られる経済効果は一時的で、その後自治体が抱える財政負担などのマイナスの影響の方が大きいと思うからだ。

 サッカーやラグビーならワールドカップ、陸上競技なら世界陸上などの世界大会があるのだから、すべての競技を一カ所に集めて開催する意味が薄れているはずだし、百歩譲って「伝統ある記念大会」として残すというなら五輪発祥の地ギリシャで毎回開催すればよいだけの話だ。むしろ「五輪の聖地」で開催される大会としてアスリートの認知度が高まれば、わざわざ開催国を転々とする必要もなくなる。

 

 誰もが知っているであろうこの指摘が話題になることがほとんどないのは、五輪開催によって恩恵を受ける人たちが困るからに他ならない。具体的には「ゼネコン」「マスメディア」「広告代理店」だ。メディアが五輪開催の有力な関係者なのだから、開催を否定するような話が表沙汰になるはずがない。

 本来不要で無駄になるものをあたかも必要かのごとく称賛して、建設費、視聴率、広告費をそれぞれ稼ぎたいという欲望が見え見えである。

 

 とはいえ、ここまで来るともはや政府や東京都に「五輪の再延期や中止」という選択肢はないだろう。東京の1日の新規感染者数が1000人を超えても間違いなく開催するはずだ。要するに反対派が何を言おうと「聞く耳は持たない」ということ。

 

 では開催反対派にできることはな何もないのだろうか。冷静に考えるとそんなことはない。手間もお金も時間もかけずに反対の意思を伝える方法があるのだ。

 それは東京オリンピック・パラリンピックに対して、観戦に「行かない」、テレビを「見ない」、新聞や雑誌を「読まない」の3原則である。要するに「無関心」を決め込むのである。

 

 16日時点で政府は最大1万人までの観客を受け入れ可能としたい方針のようだが、チケットは再抽選になる見通しだし、観戦にはPCR検査の陰性証明書が必要との報道もある。私自身当面は得体の知れないワクチンを接種するつもりはないので関係ないが、オリンピックとはそこまでして「観戦」するのもなのだろうか。その結果「感染」しては意味がないと思うのだが。

 

 競技を放送するテレビを「観ない」、新聞や雑誌の特集を「読まない」ことで、スポンサーは広告の効果を見直すだろうし、雑誌が売れなければ特集も組まれなくなる。こうして世の中の興味の対象外として存在感が薄らいでいけば、盛り上がる訳もなく、誰が言うまでもなくごく自然に「五輪は不成功」という結果を迎える。

 

 折しも、次回と次々回のパリとロスアンゼルスが同時に開催が決まったことや、その次の2032年の豪州ブリスベーンでの開催が最近決まったことも、国際オリンピック委員会が開催地の立候補が減ったことへの危機感の表れだろう。

 

 もはや今回東京で五輪が開催されるのは100%避けられない。ただ国民が観戦に行かず、競技に関する報道にも関心を示さないとなれば、中長期的観点から現在の都市持ち回り方式を見直すきっかけを「東京が作った」という実績は残せるかもしれない。

 個人的には、日本が「いくつメダルを取るか」よりも、どの程度「盛り上がらずに終わるか」の方に興味がある

DELLのノートPCが激安販売中 フルHDの15.6型が27,478円(税・送料込み)

エントリーモデルがクーポン適用で6月14日まで

 

 私はWindowsXP時代からノートPCを趣味で使っているのだが、中長期的なトレンドとして性能の向上が著しい一方で価格の低下が急激に進んでいる。

 

 世間では半導体不足が言われており、一部の自動車メーカーが車載用の半導体を調達できず生産調整に追い込まれているほどだから現実問題として品不足は確かなのだろう。

 

 PC業界も全体としてはこの影響を受けている。昨年の新型コロナの影響でテレワーク勤務が普及したのに伴い、昨年はノートPCがかなり売れたようだ。今年に入って在宅勤務用の売れ行きはピークアウトしたようにも見えるが、今度は半導体不足の影響でPC全体の価格が下げ止まらない状況に見える。

 

 こうしたなか、パソコン大手のDELLがとてつもない低価格のノートPCを発売していた。機種名はVostro 15 3000(3500) 【即納】エントリープラスモデル

 下図がその広告の一部なのだが、標準価格が80,278円とエントリーモデルとしては結構なお値段なのだが、これが割引価格では43,978円となり、さらに6月14日まではオンライン限定で16,500円OFFのクーポンを適用すると、販売価格は27,478円にまで下がるのだ。標準価格からの割引率は65%強となる。しかもこの価格は消費税、配送料が込みなのだ。本体の実質価格は2万円に近い。

 

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 ちなみに、価格comで同様の仕様、OS(Windows10 Home)、画面サイズ(15.6型)、解像度フルHD(1920 x 1080)で検索すると、最も安いものでも42,200円だ。

 

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 もっともこのランキングのうち上位4種はCPUにAMD Athlon Silver 3050Uを搭載(CPUスコア3199)しており、ここで紹介するDELLのインテルCeleron 6305(CPUスコア2246)よりも数段優れているのは確か。とは言え、Webを閲覧したり、メールや文書を作成するぐらいなら何の問題もないだろう。メモリは4GBと最低限だが、ストレージとして256GBのSSDを搭載している。

 

 私自身この機種をすでに注文済なのだが、実は今年2月頃にもこの製品の旧モデルを購入している。この時の価格は24,000円台で、今よりさらに安かったのだが、画面の解像度がHD (1366×768)と低かったほか、ストレージもHDDだったので、単純に比較はできない。

 

 ということで、サブ機としてはもちろん「とにかく安いノートPCが欲しい」という人には打ってつけだと思う。

 ただ重さが約1.8kgあるので、持ち運びには向いていない。基本的には自宅での利用になるだろう。またDVDドライブも搭載されていないのでパッケージソフトをインストールするには別途外付けのドライブが必要になる。もっともAmazonで2000円ちょっとで購入できるので大した問題ではないが。

 

 繰り返しになるが、ノートPCを20年以上使ってきた経験上、このDELLの2.7万円台というのは間違いなく「お買い得」だ。当面新たなノートPCの必要性がなくても、「とりあえず万一のための1台」としてもおススメしたい。

最近やたらに目立つ「からあげグランプリ金賞」とは何ぞや?

全部で26部門、単年度で計174店も金賞を受賞

 タピオカドリンクの人気が世間であっと言う間に盛り上がって、一気に潮が引くかのごとく消え去ったのは記憶に新しい。

 こうしたなか、今盛り上がっている食品として「鳥の唐揚げ」を挙げることに異論はないと思う。唐揚げは元々肉屋の定番商品だったし、スーパーの総菜売り場には必ずある。コンビニのローソンが「からあげくん」を売り出したのも随分昔のことだ。

 この唐揚げ業界に現在、ファミレス(すかいらーく)や居酒屋(わたみ)なども参入して、まさに戦国時代の様相になっていることは皆さんもご存じだと思う。

 

 唐揚げは個人的にも好きな総菜なので、多様な業種が参入して混戦となることで、味が良くなり、適度な価格競争も起きれば、消費者にとっても望ましいことではある。

 

 ところで、皆さんはこういった「唐揚げ店」の店頭やWebサイトに「からあげグランプリ金賞受賞」といったポスターを見かけたことはないだろうか。

        

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 実はこの「からあげグランプリ」、日本唐揚協会という団体が運営しているのだが、この協会のWebサイトを見て驚いたことがある。

 一般消費者の普通の受け止め方としては、「金賞」というのは、その年に最高と評価されたモノやサービスが受賞するものという認識があると思う。また「金賞」があるのだから「銀賞」「銅賞」もあると考えるのが普通だろう。

 日本唐揚協会のWebサイトで、からあげグランプリの記事一覧を見るとこの認識は大きく間違っていることがわかる。

      

 まず、最新の「からあげグランプリ」そのものが、大きく「第12回からあげグランプリ」と「第2回唐揚弁当グランプリ」の2つに分けられる。

 そしてこの「からあげグランプリ」については、「素揚げ・半身揚げ部門」「しょうゆダレ部門(3地区)」「手羽先部門」など10部門に分かれているほか、これとは別に「スーパー総菜部門」が北日本など4地区に分かれており、「からあげグランプリ」だけで14部門も存在、それぞれに「最高金賞」と「金賞」が授与されるのである。ちなみに「銀賞」も「銅賞」も存在しない。

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 これに加えて「唐揚弁当グランプリ」だが、こちらは「弁当屋部門」「専門店部門」「定食屋部門」がそれぞれ地区別に3つ、「酒場部門」が地区別に2つ、「コンビニ部門」が1つと合計12もあるのだ。

 「からあげグランプリ」と「唐揚弁当グランプリ」を合わせると、何と26部門も存在することになる。

 

 さらに驚かされるのか「金賞」の数。「最高金賞」はさずがに各部門ごとに1つだが、「金賞」は「全国定食屋部門」で受賞した「かつや」を除いて、すべての部門で複数の金賞受賞店が存在するのである。もっとも金賞を多く受賞しているのは「からあげグランプリ」の「東日本しょうゆダレ部門」で、何と15店も受賞しているのだ。

 

 この結果、トータルでの受賞店数をまとめると、「最高金賞」は26店、「金賞」に至っては148店にも達する。2つを合わせると174店だ。ちなみに資料の欄外の注釈によれば、「からあげグランプリ」のエントリー数は921で、ノミネート数は175、最高金賞と金賞の合計受賞店数は121だから、エントリー後の受賞率は13%、ノミネート後の受賞率は約70%となる。

 しかもこれは単年度の受賞店数なので、今年で12回目となる「からあげグランプリ」や2回目となる「唐揚弁当グランプリ」がこれまでにいくつの「金賞」を授与してきたのかは調べていないが、1000店を超えているのは間違いなさそうだ

 

 グランプリを主催する日本唐揚協会には、専門家としてそれなりの言い分があるだろうが、一般消費者からすれば「金賞の安売り」感は否めないだろう。ひとつかふたつと思っていた「金賞」が実際には174もあるとは誰も想像していないはずだ。

 

 私自身はこういった「〇〇賞受賞!」のような「権威付け」は嫌いなので、モノゴトを判断する基準にはあまりしていないが、一般消費者にとっては「金賞」が人気や味を保証する基準としている人も多いはず。味の好みは人それぞれなので、他人がとやかく口出しする話ではないが、「からあげグランプリ」金賞の実態を知っておいて損はないだろう。

 そして、この手の「〇〇賞受賞!」をウリにしているのは、「からあげ」だけではないというのも事実のはずだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マスクの値崩れが止まらない--100円ショップでは20枚110円も登場

マスクの値段がとんでもないことになっていた

 

 今回のテーマは「マスク」である。昨年の年明けぐらいから新型コロナの脅威が騒がれはじめ、2月頃にはマスクの価格が急騰、一時50枚入りの不織布のマスクが「1箱7000円以上まで上昇した(1枚140円)」という話も各所メディアで耳にしたが、最近のマスクの価格事情を調べてみたら、どんでもないことになっていた。

 

 私自身、マスクは同じ医療用品のガーゼや包帯などのように衛生面から考えても「使い捨て」が基本だと思っているので、繰り返し使える布製のマスクは使ったことがない。幸い昨年春先には勤めている会社から、全社員に1人100枚の不織布マスクが配布されたので、夏場まではこれで乗り切っていたのだが、秋以降の分をどうやって確保しようかと考えていた。

 

 こうした中、昨夏ころに100円ショップのダイソーで、3枚入り110円(税込み・1枚当たり37円)で販売されたので、さっそく購入してく買っていたのだが、個人的には「まだ高い」と感じていた。というのも、ちょうど1年前の2019年夏頃には同じダイソーで1箱30枚入りのマスクが110円(1枚当たり3.6円)で売られていたのを知っていたからだ。

 

 しかもこの頃になると、国内外のマスクの工場生産も増産体制が整いはじめ、これからはマスク需給も緩和すると睨んでいたので、必要最小限の枚数を購入して対応していたところに登場したのが100円ショップ「キャン・ドゥ」の7枚入り110円のマスクだ。これだと単価は16円程度まで下がる。

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 これで当面は乗り切ろうと思っていたところに、ダイソーから昨年(?)発売されたのが、10枚入りで110円の商品だ。キャン・ドゥと同じ3層構造で、花粉などを99%カットするというのも同じ。単価は11円となる。

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 10枚という数字のキリもいいので、100円ショップの主力商品は他店も含めてしばらくは10枚入りに落ち着くのかと思っていたが、この考え方は甘かった。今年に入ってダイソーは15枚入りで110円という新商品を発売したのである。ちなみに単価は7.3円にまで低下、10円を割り込んだ。

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 我ながら「読みが甘かった。市場を舐めていた」と反省することしきりだったのだが、この反省がまだ不十分だったことを思い知らされる事態にこの春先に直面する。なんとダイソーが20枚入りで110円の商品(単価は5.5円)を売り出したのだ。

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 ちなみにこの20枚入りの商品、人気化しているのか最近ではあまり店頭で見かけない。3層構造、花粉99%カットといった性能は変わらずなのだらから当然ではある。ダイソーが最近始めたオンラインショップでもマスクは15枚入りが主力商品だ。

 

 ということで、ここ1年ちょっとで単価が140円から5.5円まで約25分の1にまで急落した不織布マスクだが、個人的にはそろそろ底値かと思っている。確かに一昨年までは30枚で110円という時期もあったので、この水準まで下がる可能性はあるが、これは「箱」に入っているタイプでやや大きい。20枚入りまでの「袋入り」なら持ち運べる利便性があるうえ、出し入れ部分がテープなので保存時に異物が混入するという問題もない。

 

 ここまでマスクの価格下落について説明したきたが、コロナ禍はいずれ収束するとはいえ、飛沫感染への対応が一般化することで「ソーシャルディスタンス」という概念が消えることはなさそう。これからはマスクは眼鏡やアクセサリーのような感覚で普段使いするようになるだろう。

 生産体制も整い、価格も安定してくるので、ドラッグストアではトイレットペーパーのような「日用品」と同じ扱いになるとかもしれない。