ヤマダ電機の店員の説明に驚愕
このブログでも何度か書いているが、我が家では10年前に買ったパナソニックのプラズマテレビが壊れかけているので、近いうちに買い替えを検討している。
子供が小さかったためテレビのリモコンが行方不明になることが多かったので、別途純正リモコンを3台購入したこともあって、リモコンの流用も兼ねて後継機種もパナソニックの液晶49型「TH-49GX855」に決めており、現在価格の動向を見極めている最中だ。
参考までにヨドバシカメラの価格は、発売当初175,780円だったが、11月6日に148,940まで下落し、その後持ち直し現在162,730円となっている。5%のキャッシュレス還元は今月末までなので買いたいのはやまやまなのだが、実際に価格が下がるのは年明けにありそうだ。
という訳で、買う機種は決まっているのだが、他の量販店の価格動向も気になるので、先日近くにあるヤマダ電機に行ってみた。
張り出してある価格は、想定通りと言うか希望価格よりだいぶ高いのだが、今後の価格や新製品の動向などを含めて店員さんと雑談めいた話をしていた。
話題がリモコンの機能の話になったので、「実はウチにパナソニックの純正リモコンが3台もあるので、現行機種にも使えるか実際にリモコンを使って確認したいのだが」と振ってみたのだが、店員の回答は「それはできません」の一言。
理由を聞いて驚いた。その理由とは「リモコンからテレビにウイルスが感染するので」。
断っておくが、リモコンは10年前の機種とは言えパナソニックの純正である。それをパナソニックの現行機種のテレビに使うと「ウイルス」に感染するというのだ。
最初は冗談で言っているのかと思ったが、本人の説明を聞いているうちに「どうせAV機器の仕組みに詳しく顧客だろうから、ウイルス感染とでも言っておけば諦めるだろう」という雰囲気がアリアリだった。
常識で考えても、ボタンしかない純正リモコンにウイルスを組み込んで、それを同一メーカーのテレビに感染させるというのが「非常識」だとわかるはずなのだが、「面倒なことに関わりたくないという」店員の態度は、「今後何があってもヤマダ電機では買い物をしない」という決意を固めさせるには十分だった。
大塚家具などを買収して、他業種に乗りだすのは構わないが、「本業」の家電売り場の店員の対応がこのような状況では、ヤマダ電機の先が思いやられる。
【追記】
その後、パナソニックのサポートセンターに電話して、リモコンの型番を伝えたら、「電源、音量、チャンネルなどの基本機能は問題なく使えます」との回答だった。
とてもではないが「リモコンからウイルスが・・・」などと間抜けな質問ができるような雰囲気ではなかった。
ヤマダ電機は、自社店舗の社員教育を一度見直した方がいい。もし店舗情報などが必要ということであれば、メールで連絡いただけばお知らせいたしますのでお気軽にどうぞ。