パナソニックの4K液晶テレビTH-49GX855
かねてより当ブログで、現在の43型プラズマテレビが壊れかけているので、買い替えを検討中と書いて生きたが、先週末にようやく購入、自宅に設置された。
機種は、狙い通りのパナソニックのTH-49GX855。幅は約110cmなのでこれまでの43型とほぼ同じで、画面を取り囲む黒い「枠」が細くなって、その分「液晶」置き換わった格好。そのせいか、あまり画面が大きくなったという印象は受けなかった。
画質については、自発光方式の「プラズマ」からバックライト照射の「液晶」と言うことで輝度や反応に不安もあったが、やはりこの10年の液晶の技術進歩は大きく、違和感は感じなかった。
特に地上波デジタル放送については、パナソニックのテクノロジー[素材解像度検出 4Kファインリマスターエンジン][AI HDRリマスター]の効果が大きく、画像の解像度が高まった気がする。
4K放送も見てみたが、まだ民間では放送されている番組が少ないという事情もあって、NHKのBS4Kしか見ていないが、「綺麗か」と聞かれれば確かに綺麗だが、「衝撃的」いうまでの破壊力はなかったというのが正直な感想。
これは4K放送への期待度が高すぎたという側面もあるだろうが、個人的には地上波デジタル放送の画質向上効果が想像以上に大きくて、その差があまり感じられなかったのかもしれない。
あと気付いた点としては、Amazonプライムビデオがリモコンの「マイアプリ」ボタンに登録できるので、ワンタッチで鑑賞できること、また、スマートスピーカーにスキルを登録することで、ダイニングにあるAmazonのEcho Showから「アレクサ、テレビをつけて!」と言うだけでリビングにあるテレビの電源が入るのは便利だと感じた。
一方、想定外だったこともあった。それは家庭用ゲーム機Wiiが接続端子の変更で繋がらなくなったこと。テレビの接続端子がすべて「HDMI」と「USB」になってしまったので、Wiiのピン端子接続が不可能になった。
もっとも、同様の悩みを抱えている人は多いようで、AmazonではWiiの出力端子をHDMIに変換するアダプターが数百円から販売されている。これを使えば接続の問題は解決するし、アナログからデジタルとなることで多少の画質アップも望めるかもしれない。
肝心の価格だが、とある家電量販店で交渉して税込み152,000円だった。もちろんポイントは別途。
店頭に掲げられていた値札では175,800円だったので、まずは納得できる価格だと思う。