如月五月の「ちょっと気になる話題、情報を斜め視線から」

ちょっと気になる話題、情報を斜め視線で解説

孤独

中高年男性よ、心と身体を動かせ、感動を取り戻せ!

バカになれ 人生の勢いの取り戻し方(朝日新書) 齋藤 孝 タイトル「バカになれ」は、仕事に全精力を注ぎ込んできたものの、気力・体力が衰え、人生に諦めを感じている中高年男性に向けた応援メッセージである。 第一章では、人生を苦しくする三本の鎖として…

「精神論」による定年後の処世術

定年をどう生きるか 岸見一郎 これまで何冊か定年後の生き方をテーマにしたシニア本は読んできたが、どの書籍とも方向性というかアプローチの方法が異なるという点では、異色の内容である。 「はじめに」にあるように、定年を「人はなぜ生きるのか、どう生き…

昭和のオジサンが評価されている7つの視点

オジサンはなぜカン違いするのか(廣済堂新書) 香山リカ 昭和なオジサンは「時代が変わったことに気づくべきだ」。 著者の伝えたいことを一言で表現すると、こういうことになると思う。 本書では、いわゆる自分の各種ハラスメント行為が大きく時代遅れにな…

人生訓メモの集大成、その価値判断は読者に委ねられた

不惑の老後(SB新書) 曽野綾子 これはもう「書籍」というよりは、著者の人生訓メモの「寄せ集め」もしくは「集大成」と言った方が適切だろう。 何しろ、項目として立っている見出しが207もあり、出典一覧も67冊に上る。便宜上、全六章に章立てしているもの…

孤独は「一人でいること」ではなく「自分を認識すること」

続・孤独のすすめ-人生後半戦のための新たな哲学 五木寛之 2019年3月8日 最近よく見かけることの多い「孤独」関連本だが、本書は大作家五木寛之氏が書いた「孤独のすすめ」の 続編である。 前作を読んでいないので恐縮ではあるが、本書の内容を簡潔にまとめ…

ビートたけしは年をとっても「さみしさ」を感じない

「さみしさ」の研究 ビートたけし 2018年11月30日 あとがきで著者が、「いままで小学館から出す本は『世間への違和感』を毒舌で叩き切るスタイルだった」 と言うように、今回は「さみしさの研究」という一見雰囲気のまるで違うタイトルになっている。 という…

「孤独者」ではなく「単独者」を目指すべき、とは言うものの...

孤独の達人 自己を深める心理学 2018年8月23日 巷に溢れる「孤独本」のなかで、一歩踏み込んだ孤独を解説、提案する本である。 著者は孤独には、死別・離婚など社会的に孤立した「非選択的な孤独」、他社とのしがらみ等から解放され、 自分の意志で選んだ「…

「孤独の達人」曰く、「寂しいと言える段階はまだまだ甘い」のだが、筆者は恵まれた環境にあるのも事実

極上の孤独 2018年3月30日 著者は自らを「孤独の達人」だと思っているはずだ。 幼少時に結核を患い、2年間自宅療養という経験からか、何をするにも一人で考えて行動するという習慣 が身についているようで、大学卒業後9年間勤めたNHKのアナウンサーの時…

「ゆるい」けれど「深い」つながりのススメ。とはいえ「孤立」もひとつの在り方では?

ゆるいつながり 協調性ではなく、共感性でつながる時代 2018年3月11日 筆者は文字通り「一人だけの個人事業主」であるが、様々な人々との繋がりによって「ハブ」的な立場を 確立、事業を展開しているビジネスマンである。 本書のテーマは、「これからはSNSを…

男性は「ホメ力」が足りないの主張には同意するが、「孤独」は絶対悪なのか!

世界一孤独な日本のオジサン 2018年2月10日 とにかく「序章」に始まって「おわりに」に至るまで様々な研究・調査からの引用がものすごい量である。 文章全体の10%以上は占めているようなイメージ。 著者は英ケンブリッジ大、米MITでコミュニケーションを研究…

「孤立」ではなく「孤高」のススメ。一人でも楽しめる人生を! 

人生の「質」を上げる 孤独をたのしむ力 2018年2月6日 この本の魅力は「親しみやすさ」にあります。表紙のモノクロの大きなイラスト、帯の「本当に大切なものは ひとりで見つける」、各章にあるポイントの箇条書き、本文の大きな字と行間など、どれもパッと手に…

中高年の引きこもりは自己責任だけではない

大人のひきこもり 本当は「外に出る理由」を探している人たち 2017年12月29日 みんな薄々感ずいていたけれど声を大にして言いにくかった「中高年の引きこもり」にスポットライトを 当てています。なるほどと感じたのは彼らの多くは引きこもりになったのが「…