如月五月の「ちょっと気になる話題、情報を斜め視線から」

ちょっと気になる話題、情報を斜め視線で解説

2019-04-11から1日間の記事一覧

電池の入れ方が特殊、レシーバーの大きさは「ナノ」ではない

ワイヤレスマウス ナノレシーバー付 シルバー 2018年12月1日 過去にAmazonベーシックで失敗した経験がないので今回も期待していたのだが、評価は「微妙」。 まず単4電池2本の入れ方が不思議なほど難しい。斜めにして入れる「必然性」が思い当たらない。デ…

文学博士、老後の「おカネ」を語る。お薦めは株式投資

お金の整理学 外山 滋比古 2018年12月1日 英文学の博士号を持ち、お茶の水女子大の名誉教授である著者が、シニア層に向けて「おカネ」との付き合 い方をアドバイスする本である。 全6章189ページから構成されるが、本書の最大の特徴は、第5章から最後までの6…

「大学への進学」よりも「会社への就職」の内容の方が多い

女子高生のための大学進学バイブル2019 2018年11月30日 タイトルは「女子高生のための大学進学バイブル」だが、全96ページ中、大学進学に関する内容は第1特集 の20ページ弱で、残りはOGの就職先の会社とその仕事に関する内容である。 表紙の文字で雑誌のタ…

ビートたけしは年をとっても「さみしさ」を感じない

「さみしさ」の研究 ビートたけし 2018年11月30日 あとがきで著者が、「いままで小学館から出す本は『世間への違和感』を毒舌で叩き切るスタイルだった」 と言うように、今回は「さみしさの研究」という一見雰囲気のまるで違うタイトルになっている。 という…

これ以上易しい入門書はなさそうだが、それでも後半は難しい・・・

マンガでわかる統計学入門 滝川好夫 2018年11月23日 統計学をまったく知らない初心者にも分かるように、マンガで書かれた入門書である。 しかも、登場人物はすべて若い女性という何とも心憎いまでの「統計への抵抗感排除」への配慮が感じられ るのは感心する…

心が疲れた人向けの格言集。「許す」のも「話す」のも苦手な人はどうする?

斎藤一人 しあわせセラピー 斎藤一人 2018年11月21日 著者は、化粧品・健康食品の「銀座マルカン」の創設者で、2003年には納税額日本一になったという大金持 ちの実業家である。 さぞかし「お金持ちになるための秘訣」が書いてあるであろうと思った人には残…

「ねじれ」に対応できない

DIY

シャワーホース ヘッド ステンレス 1500mm 2018年11月21日 見た目は高級感もあって、取り付けも簡単、水漏れもしないんですが、ホースの「ねじれ」に対応してくれ ません。 これまでのホースは使っているうちにねじれても付け根の部分が回転して、自然にねじ…

「値下げ」しても「値上げ」しても儲かる価格戦略のキモを紹介

なんで、その価格で売れちゃうの? 行動経済学でわかる「値づけの科学」 永井 孝尚 2018年11月20日 「利益が出ない」ビジネス全般に対して、行動経済学に基づいて価格戦略の手法を解説する内容である。 本書は2部構成になっていて、第1部の「値下げでも儲か…

かなり尖ったAI主導の未来予測図。未来は「面白がった者勝ち」

ユーチューバーが消滅する未来 2028年の世界を見抜く 岡田 斗司夫 2018年11月19日 個人的には「オタク系の社会評論家」というイメージを持っている岡田斗司夫氏の最新刊である。 タイトルは「ユーチューバーが消滅する未来」だが、実際にYouTubeに触れている…

未来のAI主導のおカネの世界を具体的に解説。個人情報提供は不可避に?

AIが変えるお金の未来 坂井 隆之, 宮川 裕章 毎日新聞フィンテック取材班 2018年11月18日 最近、AIをキーワードにした解説本が多数発行され、人気も集めているようだが、この本もその種類に入る ことは間違いない。 ただし、他の類似するタイトルの本と異な…

あぶないのは「中の上家庭」、紹介事例が盛りだくさん

あぶない家計簿 横山 光昭 2018年11月14日 貯められない家計へのアドバイスを得意とするファイナンシャルプランナー横山光昭氏の最新作である。 日経新聞電子版で連載のコラム「もうかる家計の作り方」が元ネタなので、同コラムを読んでいれば内容が 被る可…

不動産投資は「投資」ではなく「事業」だ。サラリーマンは圧倒的不利

不動産投資にだまされるな-「テクニック」から「本質」の時代へ 山田 寛英 2018年11月11日 『サラリーマン大家さん、不動産投資で年収アップ!』という広告を見て、その気になったり、疑問を持た ない人は、間違いなく「不動産投資」に向いていない。 この程…

読みにくい上に、内容が中途半端。企画自体に無理がある

格差社会を生き抜く読書 佐藤 優, 池上 和子 2018年11月9日 作家の佐藤優氏と児童養護の専門家である池上和子氏という豪華な顔ぶれによる「格差社会」言い換えれ ば「貧困」をテーマにした対談本である。 読む前はかなり期待していたのだが、実際に読んでみ…

60歳前後限定の生活アドバイス。無理な人付き合いは「拷問」だ

俺たちの定年後 - 成毛流60歳からの生き方指南 - 成毛 眞 2018年11月9日 本書の特徴は、現在60代の著者が定年後生活のちょっと先輩として、これから定年を迎える60歳前後のサラ リーマンに向けて特化している、という点にある。 「はじめに」で「いま40歳代…

勉強法というよりはシニア向け生き方の指南本

60歳からの勉強法 定年後を充実させる勉強しない勉強のすすめ 和田 秀樹 2018年11月7日 過去に「勉強法」に関する著書を20年近く出し続けてきた著者が、これまでの資格取得等を目指す「イン プット型」勉強法から、「アウトプット型」へと方針を転換、中高年…

栄枯盛衰、ライバルとの競争、改めて知る地方都市の現状と課題

地方都市の持続可能性 田村 秀 2018年11月7日 本書のテーマは「地方都市」である。 著者は、自治省出身の地方自治の専門家で、住居のあるさいたま市と勤務地の新潟を毎年50往復、講師とし て年間20-30回の出張をこなしていたそうだ。その意味では、実際に地…

もはや作品として成立していない・・・

ブラッディヴォーレス 2018年11月4日 結論から言えば、このアニメは「作品」として成立していません。 全ての登場人物の設定が中途半端、ストーリーはあってなきがごとく、作画も一部破綻しています。特に エンディングの消化不良感は半端ではないです。 キ…

穴なしベルトの最安値(のはず)。包装も立派、ただちょっと重い

ベルトメンズ 本革 サイズ調節可能 オートロック式 2018年11月3日 おそらく近い将来、男性用ベルトのかなりが「穴なし」に置き換わると想像するぐらい、このタイプは使い 勝手がいい。 このベルトも、今まで使っているのが外す際にバックル全体を引き上げる…

著者お得意の「世間の常識を論破」本。人口減少は経済成長に無関係

未来年表 人口減少危機論のウソ 高橋洋一 2018年11月2日 昨年ベストセラーとなり話題を集めた「未来の年表」に真正面から反論するというのが本書のタイトルのよ うだが、実際の内容は人口問題、移民、年金、雇用といったテーマで巷に溢れる常識を覆すことを…

主人公への何とも言えぬ脱力感が憎めない。雨宮天さん本領発揮!

叛逆性ミリオンアーサー 2018年10月29日 第一話を視聴。ちょっと場の空気を読むのが苦手だけど、底抜けに明るい女の子リーダーと、特殊能力を持 つ個々のメンバーがチームを組んで聖剣破壊の仕事を請け負う、というどちらと言えば地味なストーリー。 ですが…

これ以上分かりやすい入門書は見当たらない...と思う。

簿記の教科書1年生 宇田川敏正 2018年10月29日 簿記の入門書は世間に山のように出回っているが、本書はそのなかでも「これ以上の入門書はない」と言っ ていいレベルの内容である。 知り合いに頼まれて、経理を扱う新人向けにわかりやすい本を探してほしいと…

ほのぼの系「魔法少女」ラブコメ。こういう雰囲気も悪くない

まじもじるるも 2018年10月26日 主人公のヒロインは、落ちこぼれの魔女で、修行のため人間界にやってきた、無表情、無口で小柄な美少女。 相対するのは、エロで頭のなかが満たされているありふれた男子高校生。この魔女と人間の二人が契約して 同居すること…

2個以上まとめて買うと送料がかかります

DIY

Keepjoy 防刃手袋 切れない手袋 2018年10月24日 モノ自体は悪くないです。刃物を持っても切れないし、ゴワゴワ感も普通の軍手と同じです。これで300円 しないのはお買い得。 なんですが、注文方法に注意が必要です。1個だと送料無料ですが、2個以上になると…

ツンデレ妹モノ。目新しさはないが単純に楽しめば良いのでは

俺が好きなのは妹だけど妹じゃない 2018年10月21日 実は相当の兄想いだが、ツンデレな態度を取ってしまう妹が主人公のアニメ。原作は未読です。 どうも低い評価が多いようですが、個人的にはこういう設定は好きなので何度見ても飽きないし、ひとつの ジャン…

貧困問題を伝えるのは難しい。解決はさらに困難だ

貧困を救えない国 日本 2018年10月20日 本書は「貧困」をテーマにした識者2人の対談である。 阿部氏は、米MIT卒業後ODAなどで貧困問題に携わったことはあるが、現在は貧困や社会保障を専門とする 首都大学東京の教授である。 一方の鈴木氏は、自身が脳梗塞…

中・高・大トップ校の最新の受験動向に特化、医学部は東欧ハンガリーが狙い目?

受験と進学の新常識 いま変わりつつある12の現実 2018年10月19日 教育ジャーナリストおおたとしまさ氏が、最新の受験動向についてその傾向をまとめた本である。 ただし、対象となるのは中学・高校・大学のいずれも公立私立を問わず、最高レベルのトップ校で…

投資の否定」から「損をしない」へと視点が変わった。パイオニア株の推奨は不可解

払ってはいけない 資産を減らす50の悪習慣 2018年10月18日 経済ジャーナリスト荻原博子氏の最新刊である。もっとも個人の投資や貯蓄に関する著作が多いので、私は 「庶民派の投資評論家」の肩書の方が合っていると思うのだが。 似たような立場として「経済ア…

内容は「別班の正体」ではなく「別班取材の実態」。自画自賛はいかがなものか

自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体 2018年10月18日 1994年から共同通信社の防衛省担当となった記者の書いた陸上自衛隊内の陸上幕僚監部「別班」に関する 本である。 ただ本書のサブタイトルは「秘密情報部隊『別班』の正体」となっているが、その内…

ひとり飯への見事なこだわり。朝日新書も味なことを

ひとりメシの極意 2018年10月15日 週刊朝日で30年以上連載され続けているコラム「あれも食いたいこれも食いたい」から「ひとり」をテーマ に48作品を収録した本である。 紹介される料理やお酒は多岐に渡るが、共通しているのは著者の「思い入れ」が強いとい…

第2話でエレキングが登場、メトロン星人も出るのか⁉

SSSS.GRIDMAN 2018年10月14日 第1話でウルトラマンシリーズだとは理解していたが、第2話でウルトラセブンの怪獣エレキング(もどき)が 出てくるとは思わなかったので、いい意味で期待を裏切ってくれた。 この調子で、当時ひいきにしていたメトロン星人やカプ…